シカクエイド

シカクエイドは、行政書士・宅建・簿記・MOSなどの資格取得を目指す方に向けた学習サイト。初心者にもわかりやすい解説と、独学でも合格できる勉強法を紹介します。

社会人でも合格できる!行政書士試験を1日2時間で突破する勉強スケジュール完全版

社会人でも合格できる!行政書士試験を1日2時間で突破する勉強スケジュール完全版

「仕事をしながら行政書士試験に合格できるの?」「1日2時間しか勉強時間が取れないけど、本当に受かるの?」そんな不安を抱えている社会人の方は多いはずです。実際、行政書士試験の合格に必要な勉強時間は一般的に600〜800時間と言われており、「社会人には無理なのでは」と感じてしまうのも無理はありません。しかし、1日2時間を継続できれば、1年間で約730時間を確保できます。つまり、スケジュールの立て方と勉強の質さえ整えれば、社会人でも合格は十分に狙えます。この記事では、仕事と両立しながら合格を勝ち取るための具体的な年間スケジュールと、時間を最大限活かすための勉強法をご紹介します。

まず知っておきたい:行政書士試験の全体像

スケジュールを組む前に、試験の全体像を把握しておくことが大切です。行政書士試験は毎年11月の第2日曜日に実施されます。試験科目は大きく分けて「法令等科目」と「一般知識等科目」の2つです。

法令等科目は、憲法・民法・行政法・商法・基礎法学で構成されており、特に行政法と民法の配点が高く、合否を大きく左右します。一般知識等科目は、政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解が出題されます。

合格基準は「300点満点中180点以上」かつ「法令等で122点以上」「一般知識等で24点以上」という足切りラインをクリアすることです。試験範囲が広いからこそ、優先順位をつけた計画的な学習が欠かせません。

行政書士試験の基本データ

  • 試験日:毎年11月第2日曜日
  • 合格基準:300点満点中180点以上(法令等122点・一般知識24点の足切りあり)
  • 必要勉強時間の目安:600〜800時間(独学の場合)
  • 1日2時間×365日:約730時間 → 合格圏内に十分届く
  • 配点が高い科目:行政法(最重要)・民法(次点)を最優先に

年間スケジュールの立て方:3つのフェーズで進める

1日2時間で合格するには、「何をいつやるか」を逆算して決めることが最大のポイントです。試験日から逆算し、大きく3つのフェーズに分けて学習を進めましょう。

フェーズ①【インプット期】12月〜5月(約6ヶ月)

最初の6ヶ月は、テキストを使った基礎知識のインプットに集中する時期です。行政書士試験の範囲は非常に広いため、最初から完璧を目指すのではなく、「まず全体像をつかむ」ことを目標にしましょう。

科目の優先順位は、行政法→民法→憲法→商法・基礎法学→一般知識の順番がおすすめです。配点の高い行政法と民法に時間を集中投資することで、得点の底上げが効率的に図れます。1日2時間のうち、1時間をテキスト読み込み、残り1時間を確認問題や一問一答に充てるペースが理想的です。

フェーズ②【アウトプット期】6月〜9月(約4ヶ月)

インプットがある程度進んだら、過去問演習を中心としたアウトプット期に移行します。この時期は、テキストを読む時間を減らし、過去問・模擬試験・問題演習に1日2時間のほとんどを使いましょう。

過去問は単に「解いて答えを確認する」だけでは不十分です。なぜ正解なのか・なぜ間違いなのかの理由まで理解することが合格への近道です。間違えた問題は必ずテキストに戻って確認し、「解けない理由」を潰していく作業を繰り返しましょう。

フェーズ③【総仕上げ期】10月〜11月(約6週間)

試験直前の6週間は、模擬試験と弱点補強に集中する総仕上げの時期です。市販の模擬試験や予備校の公開模試を活用し、本番と同じ時間・形式で解く練習を重ねましょう。時間配分の感覚を身につけることが、この時期の最大の目標です。

また、これまでの学習で苦手だった分野や、繰り返し間違えている問題を集中的に復習します。新しい内容に手を広げるよりも、すでに学んだ知識を確実に定着させることを優先してください。

仕事が忙しくて、毎日2時間確保するのが難しい日もあるんだけど…

完璧な毎日を目指さなくて大丈夫だよ。忙しい日は30分でもOK。その代わり、休日に3〜4時間まとめて補填する「週単位の帳尻合わせ」を意識しよう。大切なのは「週に14時間確保する」というトータルの目標を崩さないことだよ。

社会人が時間を確保するための3つのコツ

「1日2時間なんて無理」と感じている方も、実は工夫次第で時間は作れます。社会人が勉強時間を生み出すための現実的な方法を3つ紹介します。

①「すき間時間」を積み上げる意識を持つ

通勤電車の中、昼休み、寝る前の15分など、1日のなかには細切れの時間が意外とあります。たとえば、通勤往復で40分・昼休み20分・就寝前20分だけで、すでに1時間以上確保できます。スマホアプリの一問一答や音声教材を活用すれば、「歩きながら・電車に乗りながら」でも知識を積み上げることができます。

②朝活で「勉強ファースト」の習慣をつくる

仕事終わりは疲れて勉強できないという方には、朝の時間を使う「朝活勉強」が特に効果的です。出社前に1時間早起きして勉強するだけで、仕事の疲れに左右されない安定した学習時間を確保できます。朝は脳がクリアな状態で、記憶の定着率も高いとされているため、難しいテーマの読み込みや問題演習に最適です。

③テレビ・SNSの時間を勉強に置き換える

多くの社会人が意外と気づいていないのが、テレビやSNSに費やしている時間です。1日30分〜1時間をこれらに使っているとしたら、それをそのまま勉強時間に置き換えるだけで、目標の2時間に大きく近づきます。「勉強時間を作る」のではなく「既存の習慣を置き換える」という発想が、継続のカギになります。

スランプ・モチベーション低下への対処法

  • 「1ヶ月勉強できなかった」ではなく「今週は何時間できたか」で考える。週単位でリセットする習慣が継続を助ける
  • 勉強記録をつけると、積み上げた時間が「見える化」されてやる気が回復しやすい
  • テキストが難しく感じたら無理に進めず、得意科目の問題演習に切り替えて「解ける感覚」を取り戻そう
  • 試験直前期(10〜11月)に失速しやすいが、このフェーズは新しいことをせず「復習の量」を増やすだけでOK

1週間のモデルスケジュール例

具体的なイメージをつかんでもらうために、社会人の1週間の勉強スケジュール例を紹介します。あくまでひとつの参考例ですが、自分のライフスタイルに合わせてアレンジしてみてください。

平日は朝30分(テキスト読み込み)+夜1時間(問題演習)の計1時間半を基本ペースとします。帰宅が遅い日は朝に寄せ、早帰りの日は夜に多めに取るなど柔軟に対応します。土曜日はまとまった3時間を確保し、その週に学んだ内容の総復習と苦手分野の補強に使います。日曜日は完全休養日か、軽いインプット(1時間程度)にとどめ、翌週に向けて体力と気力をリフレッシュさせましょう。

この構成で1週間の合計は約11〜12時間。月に換算すると約50時間、1年で約600時間の学習量を実現できます。

まとめ:社会人合格への道、今日から始めよう

  • 1日2時間×1年間で約730時間を確保できる。スケジュールを「インプット・アウトプット・総仕上げ」の3フェーズに分けて逆算して計画を立てよう
  • 配点の高い行政法・民法を最優先に学習し、過去問演習では「なぜ正解か・なぜ誤りか」の理由まで理解することが合格への近道
  • 完璧な毎日を目指さず「週単位の帳尻合わせ」で継続する。朝活やすき間時間の活用でコツコツ積み上げることが大切
  • 今日からできること:まず試験日から逆算した年間スケジュールをノートに書き出し、今月・今週の学習目標を設定してみよう